No.21~30 of 合同会社じざい

Life-Career Facilitation:ライフ-キャリア ファシリテーション

No.21~30

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コーチ!おしえて…―未来はきみの手のひらの中にLinkIcon』 は、
著者の影井秀さん の体験をもとに書かれた本です。

主人公は鳥取の高校生。ふとしたことから東大を目指すことになり、
コーチとの出会い、やりとりのなかで成長していく姿を描いたお話です。

ここで登場するコーチは、主人公に答えを教えたりはしません。
主人公が本当は何を望んでいるのか、それを実現するためには
自分をどう変えていったらいいのか、励ますだけでなく、時には
現実を突きつけたりして奮い立たせていきます。

まさに、「褒める」だけがコーチングではないのです。

真剣にクライアントさんと向き合ったときに、コーチとして何ができるか。
そんなことを考えさせてくれました。

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自分をいかして生きるLinkIcon』 を読みました。著者は、「働き方研究家」の西村佳哲さん です。

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仕事は、海に浮かぶ島のようなもの。しかし島は、海の上につき出た大きな山。仕事に言い換えると、島の部分は、「成果としての仕事」。その下には、「技術・知識」の層があり、さらにその下には「考え方・価値観」があり、一番下には「あり方・存在」がある。

「技術・知識」だけではな何も作れない。共感のよりどころに欠けるから。
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この考え方は、コーチングスクールCTC で伝えているものととても似ていて驚きでした。

コーチングにしろコミュニケーションにしろ、スキルだけに頼ってしまうとうまくいかないことが多いのです。その人とどういう関係でありたいのか、自分が大切にしていものは何なのか、そういう自分はどんな存在でありたいのか、そのあたりまで深く考えていくことが大切、CTC ではそんなふうに伝えています。

また、コミュニケーションのページでは、「他者と自分以外に、自分と自分自身のコミュニケーションがある」と書かれています。まさにこれもCTC のECコース でお伝えしている内容と同じ。

こんなに重なる部分があるなんて、不思議なご縁を感じます。仕事について、直接お話しを伺ってみたいです。

そして、一番心に残った言葉がこちら。
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「好きなことを仕事に」という言い回しはよく見かけるが・・(中略)・・・この言葉には「好きなことがあるべきだ」というニュアンスが混ざっている気がする。

好きなことより、大切にしたいことは何か?という問いのほうが、まだ有効な気がする。

あるいは「自分がお客さんでいられないことはなにか?」という問いはどうだろう?
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「天職とは自分がそれを100%選んでいるという実感があるもの」と、最近、僕は思うようになってきました。「好き・嫌い」という基準ではしっくりこないなぁと考えていたのですが、「大切にしたいもの」という言葉はぴったりくる感じです。

仕事について考えるにあたって、本当に良い本に出会えました。他の著作もあるそうですので、続けて読んでみます。

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成功をめざす人に知っておいてほしいことLinkIcon』 は、

結構良い本だと思うので、もっと売れてもよさような感じです。

内容は、プロバスケットボールの名監督と呼ばれる人が
成功するにあたって何が大切なのかを、テーマごとに
書きつづったものです。

僕が特に印象に残ったのは、こちら。

「成功のためには、正しい努力をひたむきにする」


「練習すれば完璧になるのではない。
完璧な練習によって初めて完璧になる。」


僕らはついつい、楽して、短時間で手に入るものを求めがちです。
そして、本当に成功したいのなら、「正しい方向」と「ひたむきな努力」
はやっぱり避けて通れないんですよね。

平行して村上春樹さん の『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』
も読んでいたのですが、「書くために体を整える必要があるから、
1日10kmくらい走っている」、と書いてあるのを見て、ビックリ。

成功者は見えないだけで「ひたむきな努力」を続けているのですね。

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ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法』 は、人気ブログ「Chikirinの日記」から大幅加筆(!)して出版された本です。

「人生を楽しく、ラクに過ごすためには、もうちょっとゆるく考えたほうがいいよね」
本の扉に書かれている言葉通り、Chikirinの想いが書きつづられ、かなり納得感があります。

特にひかれたのは、
・人生の主役を生きる:観客席に座るのではなく、自分の人生の主役を演じる
・欲望を取り戻せ:本当に心から欲しいものを求める
・コミュニケーションスキルとは、相手(受信側)のシステムを理解するスキル
などなど。

他にも、「学校で学ぶ意義は、自分を表現する方法を見つけること」という考え方はとても気に入りました。天職とは、自分を表現する方法とも言い換えることができますね。

ということで、この本は読んでみる価値ありです。

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錯覚の科学LinkIcon』 を読むと、人間の記憶はどんなにあいまいで頼りないものなのか、
ちょっとの落胆とともに教えてくれます。

本で紹介されている例の1つは、僕たちは「一度に二つのことをやるのが難しい」
というものです。

その実験では、被験者に何人かの人がバスケットボールをパスしている映像を見ながら、
パスの回数を数えてもらうようお願いします。すると、途中、ゴリラの着ぐるみを着た人が
乱入してきても、それに気づかない被験者が多数いる、という驚くべき結果でした。

つまり、「パスを数える」ことに集中するあまり、ゴリラの存在に気づかないのです。

多くの人は「そんなバカな!」と思うはずです。ですが、研究結果をみると
明らかにそうなんです。そして、その考えを発展させていくと、携帯電話で
話しながらの車の運転がどれだけ危険なのか、容易に想像できます。

他にも、人の体験や体験していないことを、いつのまにか自分の体験したこと
として記憶していたり(あのヒラリークリントンさんでさえ!)、
順番に起こったできごとに因果関係があると捉えてみたり、と、
読み進むにつれて結構ショックを受けます。

「自分の記憶に自信がある!」と言い切るよりは、
「記憶なんてあいまいでその程度のもの」と思っていたほうが、
角がたたず良いかもしれませんね。

感想としては、読んでみてよかった本でした。

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モチベーションを思うまま高める法』 は『IDEA HACKS!』 の著者:小山龍介さん の
最新刊です。ご本人がどのようにしてモチベーションを上げてきたのか、その秘訣が
書かれています。

ポイントとなるのは、「成功するために努力する」のではなく、
「取り組んでいる過程に成功がある」というところでしょうか。
成功を目指すのではなく、自分が成長していくことをモチベーション
にする、ということです。

特によいなぁと思ったのは、
「好きなことをやる」のではなく、「上達できることをやる」という点を
重視しているところです。少しずつ上達している実感が持てれば、
モチベーションも長続きします。

「好きなことが見つからない」と悩んでいる人は、「上達できること」は何か、
探してみるとよいかもしれませんね。

「みんなが成功することはありえないが、みんなが成長することは可能」
という文章に、深く納得しました。

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いい本ですね。久々に、心が温まる本に出会いました。

神様のカルテ』 の主人公は、信州の地方病院の医師です。

「自分の幸せとは?」「何を自分は大切にしたいのか?」
をテーマにしながら、同僚や患者さんとのやり取りの中で
主人公の心の動きが伝わってきます。

自分のことなのに意外にわからないもので、
末期がんの患者さんから気づかされたりします。

はるか高い望みを熱望するのもありだけど、
足元にある「自分が本当に大事にしたいこと」を
掘り出していくことの大切さを教えてくれました。

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もう、怒らない』 の感想は、かなりドキリ、です。

内容としては、なぜ怒ってしまうのか、その怒りをおさめる方法が
書かれています。

最も印象に残ったのは、
「生きることは、現時点の自分がどのような目にあうのが
ふさわしいかを、朝から晩まで(他の人から)思い知らされる
ゲームのようなもの」
というところです。

他人からイライラさせられたり、ねたんだり、悲しんだり、そして
怒ったりするのは、自分自身に原因がある。自分は相手から愛情を
もらってしかるべきなのにもらえない、多くの人が、そのことに
怒りを感じる。

そんな風に考えると、満員電車で押されたりするのにムカッと
するのは、自分を大事に扱ってもらえないことからくるもの
なんだ、ということに気づきます。

その怒りを鎮めるための解決策もちゃんと書かれています。
それは、『「~怒っている」と思っている』というように
かっこの中にいれて自分の感情を客観視することです。

そのほか、怒りを感じること自体が心地よいことである、など、
目から鱗が何枚もおちるのを感じた本でした。★4つ。

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